実はまだこの頃は、中学校をどうするか、あまり考えていませんでした。地元の公立中学は色々な意味で難しいので、どこか私立を、となんとなく思っていましたが、ちょうどこの時、新型コロナが蔓延し、これをきっかけに進路について考えるようになりました。
学校の成績は中ぐらい、宿題も手を貸しながらなんとかこなしているレベルで、このまま学校の勉強だけでは私立への進学は難しいのでは、どこか塾に行った方がいいのでは、と思いましたが、今は塾はたくさんあって、正直どこがいいのかわかりません。
一旦入れてみて、とも思いましたが、性格的に一度Noだと塾を変えても二度と行かない可能性があったので、すぐには決められませんでした。また、学校の様に講義形式ではついていけない心配もありました。
そこうしているうちに、嫁さんが人づてでアチーブのことを聞き、ここなら倖平でも続けられるのではないかなと思い、入塾を決めました。
アチーブに決めた理由は、形式だけでなく真に生徒一人ひとりに合わせた指導をしてくれること、下級生から上級生まで分け隔てなく一緒に学べる事、生徒同士教えあう慣習があることでした。
でもなんといっても決め手は、子供たちが生き生きと勉強していることでした。
子供にとって勉強ってつまらないものですよね。でもここではみんな、楽しく勉強していました。そんな姿を見て、うちの子でも馴染めるんじゃないか、勉強するようになるんじゃないか、と期待して入塾させていただきました。
結果は....大正解でした。
毎日学校が終わった後にまた何時間も勉強するのは、本人は口には出しませんが大変だったでしょう。宿題もいっぱい出て、学校の宿題もやらなくちゃいけない、家でなかなか進まない状況を見て、最初は毎日のように「やらずに行くの？」と背中を押す日々が続き、学校の勉強にもアチーブにもついていくのも大変でした。
それが6年生の夏休みくらいまで続いたでしょうか。
でもそこから変わりました。志望校をしっかり決めたからでしょう。それまでも志望校は地元の私立中学校に決めていたのですが、本人は納得していなかったのかもしれません。
大学まで見通した時、志望校は変えた方がいいと判断し、子供とじっくり話したところ、本人は納得、もっと言えば、その中学校に行きたい！と明らかに顔つき変わり、そこから一気に勉強モードに入りました。
今思えば、志望校という目標を親の側で決め、子供に「ここでいいよね」という決め方をしていたのがいけなかったと思います。
まだまだ子供、と思っていましたが、人格があり自身の思い、考えがある、それを尊重しないといけないですね。私たちにとっても良い経験になりました。
そして毎日来る日も来る日も勉強を頑張った結果....
無事、志望校に合格することができました!!
本人の努力が実った結果とは思いますが、本人、そして私達家族だけでは、とてもここまで来ることはできませんでした。ここまで勉強ができるように育てていただいたアチーブがあったからこその結果で、アチーブには、本当に心から感謝しております。
机にかじりついてばかりいるのではなく、同級生、下級生、上級生と一緒に楽しく、時には厳しく学びあう、そんなアチ－ブという塾が子供にピッタリ合っていたんだと思います。実際3年間、一度も「塾に行きたくない」と言ったことがありませんでした。
子供も、「アチーブに行くようなってから勉強が好きになった」と言っています。こんな塾、たぶんほかにはないのではないでしょうか。私も塾の子供達を見ていて、自分の子供だけでなく、みんなを応援したくなります。
最後に先生方にお礼を述べさせて下さい。
綾部先生
いつも子供に親しくしていただいてありがとうございます。本人は照れくさそうにしていますが、内心はとてもうれしいんだと思います。
社会は最初は全然でしたが、先生の授業が楽しいのでしょう、少しずつできるようになり、今は社会は好きな科目になりました。夏合宿の時、年表を握りしめたまま寝てしまったほどですから。
花木先生
子供の適性を見ながら細かく丁寧なご指導、いつもありがとうございます。FYなどでやる気をうまく引き出していただけたのが、続けられた一番の理由と思います。
また折に触れ、勉強方法や進め方、進路相談にものっていただき、大きな助けになりました。自分の子供になるとどうしても贔屓目に見てしまうので、先生のアドバイスは私たちにとって、とても大きな財産になっています。
松久先生、名和先生
最初は「できん子」だったと思いますが、決して見捨てることなく（笑）、粘り強くご指導いただき、ありがとうございます。
家では、今日松久先生からこういうことを教えてもらった、名和先生がこんなことを言っていた、とよく話をしてくれますよ。
ビアンカ先生
文法がさっぱりだった子供を、わかりやすく丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。
超苦手だった長文問題、ライティングも前向きに取り組めるようになり、小学校卒業するまでに準2級を!という目標はかないませんでしたが、英検3級に合格できたのは、先生のご尽力があったからこそです。
加藤先生
そろばんは私自身の経験からも学んだ方がいいと思い、お世話になりました。短い間でしたが、ありがとうございました。
受験を優先し、昨年末にやめさせていただきましたが、本人は楽しかったらしく、やめる時は少し惜しそうにしていました。
そろばんは、すぐに勉強に成果が出てこない（暗算は早くなる？）ので効果は見えにくいかもしれませんが、脳の活性化につながったのでは、と思います。
3月から次年度の講義が始まりますが、本人はやる気満々です。引き続き、ご指導宜しくお願いします。精いっぱい応援していきます。
また私たちにもまだ至らない所が沢山あると思いますので、一緒に勉強させてください。
宜しくお願い致します。
（文・写真 こうへいくん親子 聖徳小６年）
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