〔しあわせ便り〕学ぶよろこび

支援者の方から会員のみなさんへのメッセージ
をいただきましたのでご紹介します。

育むこころ


学ぶよろこび



少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少
育児や介護の両立が求められる状況の中
多様な働き方を選択できる社会の実現を目指し
働き方改革法案が成立しました。

この法律に意義を唱えるつもりはありませんが
法律の整備だけではよりよい社会が実現するようには思えません。

「人はなぜ働くのか?」



この問いを多くの人に投げかければ
「生活していくために報酬が欲しい」
という答えが圧倒的に多いにちがいないでしょう。

しかし
給料という報酬を得るためだけに本当に人は働けるのでしょうか?

「もし、宝くじで7億円当たったら、働くのをやめますか?」



という質問をすれば
大半の人はそれでも「働き続けたい」という言葉を返すだろう。
その原動力はいったいなんだろうか?



ある中小企業がパート従業員を募集したところ
障がいのある子供を雇って欲しいと何人もの母親が訪ねてきました。
実務は難しいと思い社長が難色を示していると

「仕事中も私が付き添う」
「無給でもよい」



と複数の母親が同じ言葉を口にしたそうです。

何組か断るうちに社長は気付いた。

彼らが働きたいのは
給料が目的ではなく
社会の中で自分の役割を
欲しかったからだ。



人の役に立つこと、人に必要とされることは
働くことによって得られる
「働くよろこび」という報酬だったのだ。

「学生は、なぜ勉強するのか?」という問いには
「いい高校、大学に行きたい」という答えが圧倒的に多いにちがいない。
しかし、それで素晴らしい将来が約束されるわけではないのです。

「目標に向かって頑張った」とは
その姿を見た周りの人たちが
「頑張ることの出来る人」と認めてくれる。

「目標を達成できた」とは
自分自身の自信となる。

それこそが
「学ぶよろこび」
なのです。



「学ぶよろこび」を知った人はきっと
「働くよろこび」も得られるでしょう。

学生である今のうちに
「学ぶよろこび」を知って
希望を叶える人生に
してみませんか?

(道草小僧さん)

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