KABA Tr.のニュージーランド留学記[Part3]

蒲先生からニュージーランド留学記の第3弾が届きました。
元気にがんばっているようで何よりです。

留学記の過去記事はこちらですのまだ読んでいない方はこちらからどうぞ





 ニュージーランドに来てから2ヶ月が経ちました。本当に時間が過ぎるのが早く感じます。これから、私がこの2ヶ月間で経験したことをお話しようと思います。感動したことや、驚いたこと、楽しかったこと、時には呆れるような経験もありました。

2月にダニーデンに到着し、こちらでの生活が始まりました。この2ヶ月でたくさんの人と出会いいろんな経験をしました。特にホストファミリーとの出会いはとても大きかったです。なぜかというと、今のホストファミリーと出会えたことで、ホストマザーのお母さんやお父さん、お姉さん、親戚の人たちと輪を広げることができたからです。バースデーパーティーなどにも参加させてもらって、いろんな話をして楽しみました。私のホストマザーは岐阜に住んだことがあり、英語の先生をしていた人で、よく岐阜の話をして盛り上がることがおおいです。すごく嬉しかったですし、親近感が湧きました。そして、お姉さんも広島や埼玉に住んだことがあったり、お父さんやお母さんも日本が大好き人たちで、よく話をします。いい人たちに恵まれて生活できていることがありがたいです。

 私が最も心配していたのは、やはり通学です。最初のうちはホストマザーが学校まで送ってくれましたが、マザーも仕事があるのでバスを使うしかありませんでした。初めて1人でバスを利用し、通学した日のことです。もしものことを考え余裕を持って家を出ました。早めに家を出て本当に良かったと思ったのですが、ダニーデンのバスはバス停に立っているだけでは停まってくれず、

手を挙げて運転手に合図をしないと停まってくれないのです。

 運転手にも寄ります。中には立っているだけで停まってくれる運転手もいますが、大抵は停まってくれません。それを知らないままバス停に立っていると、通過していってしまったのです。本当にびっくりしました。いきなりのハプニングにとても戸惑いを持ち 不安しかない中で始まった通学でした。そしてバスに関して呆れたこともあります。これは最近のことなのですが、2週間ほど前、ダニーデンに雪が降った日のことですが、いつも通りにいつものバス停でバスを待っていると、時刻になっても来なかったのです。海外のことだからと思い、相当遅れているのだろうと思っていましたが、それは間違いでした。その時間帯のバスが勝手に運休したのです。私の乗る路線はバスが30分間隔で来ます。しかしその日は乗るはずの時間には来ず、そのまた30分後のバスしか来ませんでした。知らせもなにもないので、それに腹がたちました。

 学校でのことです。私の通っているのは、オタゴ大学に付属する留学生専用のランゲージセンターです。ですから、いろんな国から留学生が集まってきているわけで、クラスも他国の人と一緒になります。そのクラスで日々過ごす中で私が感じたのは、国の特徴を見分けることができるなぁと思いました。それはどういうことかというと、その人の国が、個人を大事にする(自己中心的な)国なのか、それとも、他人をしっかりと気遣える国なのかということです。最も自己中心的なんだなと思ったのは、サウジアラビアです。私のクラスには、2人いましたが、自分の苦手な授業は来ない。とか、授業中は授業中で口数が多く、全く授業が進まず、先生もすごく困っていて、クラスのみんなも呆れたような表情で、ただただ先生と続くその会話を聞いているだけでした。もちろん授業も時間通りに来ているところは見たことはありませんし、休み時間の後も必ず遅れて入ってくるという姿がよく見られました。こちらからすると、すごく迷惑で、時には自分から言ってやろうかと思うことはありましたが、その国のあり方を否定してしまうように感じたので、なにも言えませんでした。

 私がクラスの中ですごく困ったのは、発音の聞き取りです。先生はニュージーランド生まれの先生だったので、ちゃんとした発音で話してくれますが、国によって発音の仕方や、強弱の付けどころが全く違うものなのだと感じました。
 例えばサウジアラビア。Rの発音が必ず下を巻く言い方になるのです。なので、four(フォー)という発音が“フォール”となったり、conversation(カンバセイション)は、“コンベルサイション”など、全く違う単語に聞こえることが多々ありました。
 タイの人の発音も聞き取りづらいです。なんと表現したら良いか分かりませんが、タイの言葉の発音を、そのまま英語にも出してしまっているように私は感じました。嬉しかったことももちろんありました。毎週月曜日にはボキャブラリーとそのボキャブラリーテストに出てくる単語の発音のテストがあります。その時に、先生と2人で発音のテストをしていると、あなたはほどきれいに発音できる日本人は初めてだわ。とか、日本人には難しい発音がしっかりとできているわね。と言ってもらえたことです。それはすごく自信になりましたし、これからも大事にしていかないといけないと思いました。さらに伸ばしていけたらいいと思います。

  私が感じたことは、留学はやはり海外でしっかりとやっていける自信が必要だということ、外国が好きだということ、それぞれの国の考え方をしっかりと受け止めないといけないということが大切だと思います。この2ヶ月で私は、自分1人でどうにかしないといけないという考えと行動力が身についたと思います。それは私だけでなく、一緒に来た他のみんなもそうだと思います。そして、それぞれの国の考え方をしっかりと理解し合えることが、他国の人との良い関係を保てるきっかけになると思います。

 今まで英語を勉強してきましたが、ニュージーランドに来て、また新しい発見や、知ったことがたくさんありました。この表現はニュージーランドでしか通じないんだ。とか、こういう場面でもこの表現使ってもいいんだ!といった発見がすごく面白いですし、英語を学ぶ上での魅力の1つであると感じました。残り4ヶ月ありますが、更なる発見をできるように学んでいきたいと思います。

話は変わりますが、先週、テストがありました。そして、10日間のホリデーに入っています。その休みを利用して、友だちとクイーンズタウンというダニーデンから北へバスで4時間ほど行ったとこにある街に行ってきました!アクティビティーで有名な街で、バンジージャンプやスカイダイビングをはじめ、美しい自然の中で楽しめるアクティビティーがたくさんありました😊 kiwiというニュージーランドの固有種である鳥にも会えました。とても貴重でなかなか見れない鳥なんです!
 そしてちなみに、友だちがスカイダイビングやってましたよ。僕も一応やろうとは思ってましたが、親に話す前に親の方から止められたのでやめました😅笑



いろいろな体験をしていてとても楽しそうですね。一回り成長したKABA Tr.に会えるのが楽しみです。
続報待ってます!


(あやべひろあき)

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KABA Tr.のニュージーランド留学記[Part4]
Excerpt: 蒲先生からニュージーランド留学記の第4弾が届きました。いよいよ最終号です。どうぞごらんください。
Weblog: もっと!アチーブ! [学習塾] 岐阜市柳津
Tracked: 2015-08-19 20:28
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