アチーブでは
家庭学習の目安として
(学年)×20分
(中→学年+6:高→学年+9
受験生→さらに+1)
を設定しています。
もちろん
「勉強は(量)」
です。
(時間)ではありません。
ある課題を10分でできる人と
30分かかる人がいたとすると
1日3時間勉強するとして
30分でできる人は課題を
6個しかこなせないのに対して
10分でできる人は課題を
18個もこなすことができます。
これを1年間繰り返すと
30分でできる人は
2200個
10分でできる人は
なんと、6600個
これでは勝負になりませんよね。
そのため
(量)=(質)×(時間)
という関係が成り立ちます。
(質)とは効率のことで
スピードや定着率、ロスの少なさなどが要素として考えられ
学習効果に大変大きな差をもたらします。
「勉強したけど、なかなか思い通りにいかない。」
そんな人のほとんどは(質)に問題があるといえるでしょう。
では(質)はどのように高めていったらよいのでしょうか?
もちろん、はじめから(質)の高い人はいません。
日々、勉強の成果を確かめながら
改良・改善を繰り返して(質)を高めていったのです。
言い換えれば、常に効率を意識して
改良・改善を試みていくことで
どんな人でも必ず、時には驚くべきほどの
質の改善に成功することが可能です。
「勉強」とはただやるだけでなく
年齢や進路に応じて
さまざまな改良を加えていくことです。
そのために、どんなにうまくいかなくても
毎日、(学年)×20分の学習時間は
ぜひとも確保してください。
同じ時間勉強していても
(質)の違いでこれほど差がでるのに
学習時間が確保できない子に
勝ち目があるわけがありません。
「伸びる子は今日も!
伸びない子は今日は・・・」
このような改良の継続が
やがて「大きな力」になるのです。
勉強とは
そんなことを学ぶ営みなのです。
(あやべひろあき)
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