伝えることが難しい言葉の一つに
「継続は力なり」
という言葉があります。
どうして難しいのかというと、
この言葉はしばしばうまくいっていない子に
向けられることが多いからです。
ですから、なかなか伝えにくい。
もちろん、
大した努力もしないでボーっと過ごすことは
継続とはいいませんね。
継続とは、
「長い期間にわたって
苦難や荒波をいくつも乗り越えていく」ことで、
気づいたときには「大きな力」が
身についているということです。
ある偉い先生の話によると、
一生懸命努力し続けることによって、
「親の遺伝子のよいところが現れてくる」
というのです。
まさに「インブリード」の誕生です。
つまり、鍛え続けれることで
その子の「個性」を引き出すことができる
ということです。
この「大きな力」が身につけば、
その後の人生、成功する確率が飛躍的に高くなります。
「無理だと思っていたことが可能になる。」
そんなことを実感した人は、
「継続は力なり」
を身をもって伝えようとします。
すると、
くじけそうになっている子との意識の差が
ますます大きくなって
逆に重荷になってしまうんですね。
しかし、
くじけてしまえばダメになってしまうことは
本人も周囲もわかっています。
さて、どうしたらよいものか・・・。
「子どもの目線に立て!」
ある偉い先生にいただいたアドバイスです。
離れていた意識を近づけて、
あらためて、子どもの立場で一緒に行動するしかない。
つまり、言葉だけでなく、行動で苦楽をともにし、
「継続は力なり」
を体感してもらうしかないのではないか?
「自己を鍛え、
個性を見出すことで、
将来進んで社会に
貢献できる人財に!」
(アチーブ進学会指導理念)
教師のがんばりどころです。
より一層のご支援をいただけますようお願い申し上げます。
(あやべ ひろあき)
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