【しあわせ便り】アチーブが「数検」に取り組むわけ

 アチーブの3学期は「数学の学期(数学期)」です。1学期は漢字・作文、2学期は英語、そして3学期は数学と毎年繰り返し取り組んでいます。
 なぜ国英数かというと、この3教科は「構造教科」といい、すでに習った単元の習熟度が、次に習う単元の習熟度に大きく影響を与える教科だからです。
 「勉強がわからなくなってきた。」「伸び悩んでいる。」という症状は、実はもうすでに、2~3年前の習熟度に原因があります。そのような問題を抱えた子が、仮にいまの勉強をがんばっても、当然効率が悪く、思いどおりの結果を獲得することはできません。
 うまくいかないから結局、せっかくの「やる気」もなくなってしまう。まさに悪循環です。
 文部科学省が、「相対評価」から「絶対評価」に変更した学習面での本音は、「構造性の強化」にあったことはいうまでもありません。(もちろん結果は周知のとおり・・・)

 数学検定は、今の学年からさかのぼって約3年分の内容が出題されます。2次試験では応用能力も試されます。検定に合格することはもちろん大切ですが、アチーブではこの検定の「構造性」に着目し、過去3年間の総点検、場合によっては、もっと前にもさかのぼり、数学の完全マスターを目指していきます。

 「もうすでに習っている内容だから、本当はできるはずなのに。どうして・・・」

生徒たちみんながこの答えを見つけ出すために、アチーブは「数検」に取り組みます。(あやべ)

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